木の家Blog

バルコニー防水リフォーム

2025-10-26 08:41:12
2025-10-28 09:17:23
目次

今回のお客様は築35年の自社物件になります。

新築時にシート防水を施工してから一度もバルコニーの改修工事を行なっておらず、今回天井から雨漏りが発生したため確認したところ、ドレン部分が原因とわかりました。

工事施工前

改修工事初日、既存のシート防水を撤去し下地の確認です。下地合板は全体的に痛みもなくなく綺麗な状態でしたが、やはりドレン部分のみ腐食している状態でした。この部分の下地を張り替えて、防水工事スタートです。

今回の工事はウレタン防水工事になります。ウレタン防水は液体のウレタン樹脂を塗っていく工法になります。メリットしては塗料ですので複雑な部分にも施工可能なことです。また最大のメリットとして既存の防水層の上に塗り重ねができるということです。今回の場合は取りきれなかった立ち上がりのシート防水の上にウレタン樹脂を重ね塗りしています。デメリットとしては均一に塗り広げていく必要がありますので職人の腕に左右されることになります。均一でなければ水がうまく流れずとどまることとなりますので注意が必要です。

初日はプライマー(下塗り)をし、通気緩衝シートの施工、ウレタン樹脂の1層目の施工になります。今回は絶縁工法になりますので通気緩衝シートと脱気筒が必要になります。こうすることで下地と防水層が密着しないので、下地からの水分や空気が脱気筒から出るので改修工事の場合絶縁工法を採用することが多いです。

通気緩衝シート施工1日目完了

2日目はウレタン樹脂の2層目の施工、3日目にトップコート(3層目)を施工して完成になります。

2日目完了3日目完了(仕上がり)

今回のようにバルコニーの下の天井部分にシミがある、バルコニーの仕上げ面がぷかぷか浮いている等ありましたら改修の目安となりますので一度相談してみてください。点検・見積り無料で行いますのお気軽にご連絡ください。
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skawabe