木の家Blog

自治体の無料耐震診断

2025-12-03 09:08:42
目次

お客様の家は昭和52年(1977年)の建築でした。今から48年前です。
昭和56年5月31日より前に建てられた家は旧耐震基準といって今より緩やかな耐震基準で建てられてます。どのくらいと言えば「震度5強程度の中規模地震で建物が倒壊・崩壊しないこと」を目標とした基準です。
今では震度5強程度の地震のニュースはよく耳にしますね。つい2週間ほど前に熊本で起きた地震も震度5強でしたし、今年はトカラ列島群発地震というものありました。
去年の正月に起きた能登半島地震では最大震度は7であり、輪島市と珠洲市は震度5強でした。北陸の家は雪の重さに耐えるため、頑丈にできていると言われてますが多くの家が倒壊してます。地震で家が揺れ倒壊した瞬間の動画を見た方も多いと思います。同じ程度の地震がこの地域で起きれば、お客様の家は倒壊してもおかしくはありません。

そこでリノベーションの計画にあたり耐震補強を同時に提案することになります。幸いなことに一宮市では耐震診断を無料で行ってます。

お客様は先週(11月27日)にこの耐震診断を申し込みされ、昨日(12月2日)になって一宮市より「耐震診断のお知らせ」が届きました。お知らせによると、12月中に耐震診断が実施され、1月下旬には診断結果の報告があるとのことです。かなりスピーディーに行われます。これを待って耐震補強を設計し、リノベーション計画に組み入れていきます。
耐震補強には補助金が出ます。それついては改めてご報告します。

一宮市耐震診断のページ

https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/kenchiku/juutakuseisaku/1044399/1044400/1044401/1011801/1002206.html

リノベーションをご検討の方はお問い合わせください。

https://www.kinoie.jp/contact/

この記事を書いた人

tsuzuki

https://www.kinoie.jp